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竹中直人: “無能”でありつづけること (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

マルチタレントという言葉ではくくりきれない有機的な才能の持ち主、竹中直人の脳内世界をシュラシュシュシュと探索する決定版!
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役者は下手なほうがいい (NHK出版新書)

役者は下手なほうがいい

俳優、映画監督、ミュージシャンなどとして、ジャンルの壁を飛び越えて活躍する著者の自伝的エッセイ。

内向的で自分にまったく自信がなく、コンプレックスの塊だった少年時代。映画を夢中で観て、仲間と8ミリ映画を作っていた学生時代。顔面模写でデビューしてからも違和感が募る一方だったテレビ業界──。そこからは野心も自信もなく、人並み以上に繊細で傷つきやすい著者の姿が浮かんでくる。その後、役者としての地位を確立、映画監督として高い評価を得ても、決して思い上がらない姿勢は変わらず、その立ち位置からの言葉は、独特でありながら妙に腑に落ちるところがある。第4章のタイトルは「『無能の人』として生きる」だ。自分の居場所や目標が定まらないときに読めば、指針となる光を照らしてもらえそうだ。
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